エポキシ樹脂用途においてMXDA系硬化剤を用いると、
2）低温でも速乾性があるという特徴を持ちます。
1）の特徴から、橋梁やタンク、船舶のバラストタンク（船内水槽）の重防食塗料や工場などの床材塗料向け材料などに使われ、2）の特徴からヨーロッパなどの寒冷地域や冬場の塗装用材料としても重宝されています。
MXDA系硬化剤は接着剤用途として土木、建築分野でも使われ、最近では風力発電用ブレードの部材など新規用途への展開も進んでいます。
重防食塗料
重防食塗料
重防食塗料
床材塗料向け材料
新規用途への展開
高いガスバリア性
高いガスバリア性
MXDAとアジピン酸を反応させて合成されるMXナイロンは高いガスバリア性を備えるため、食品包材向けや炭酸飲料等の特殊PETボトル向けに幅広く採用されています。 このMXナイロンの合成もMGCの独自技術があり、日本と米国の2拠点で生産しています。 当社もMXナイロン用途として米国拠点へのMXDA供給を予定しています。
